今日も今日とて暑いこと。
どうもこんにちわ。イクパパ Life です。
気象庁で最高気温が掲載されてます。
なんと一番暑いのもの、寒いのも北海道
佐呂間で39.3℃、礼文郡礼文町で19.0℃
この差、20℃。
さすが北海道。広大な土地の二地点でこれだけの差が出るとは。
5月からこれほど暑ければ、エアコンは必須。
まだ使ってない方は、状況を見ながら使うようにしてください。
自宅内で熱中症になる方も増えているので、我慢は禁物。
特に小さい子がいる場合は特に。
エアコンを使うと汗がかけない子になる
とある記事を見ていたら、エアコンのせいで汗がかけない子になると書いてありました。
さらに、幼少時代に汗をかく機能が発達するのでエアコンは避けるべきとも。
全文読んでみると、確かに一理あるような、ないような。
一応その記事内では、否定されており、年齢問わずエアコンを使うようにと。
最近の乱高下する気温をみると、以前と同じ感覚ではダメ。
今の時代にあった対応法を学ばないとダメだなと感じます。
汗をかく体の仕組み
こういうメカニズムって、医療者問わず知っといた方がいいですよ。
何かと応用がきいて、便利( ´∀` )
人は体温を一定に保つために、脳の体温中枢が管理をしています。
脳
「あ、大変。体が暑くなってきた。このままじゃまずい。」
すると血管や血流、心臓の強さなどに指令を送る交感神経に命令が行きます。
脳
「ちょっと体が暑くてやばいからさ、汗を出しといてよ。」
交感神経
「マジで?ちょっとめんどいけど、やっといてやるよ。」
汗腺と呼ばれる腺から汗を出し、皮膚表面が濡れ蒸発することで体温を下げるのです。
ちょうど打ち水と同じ原理。
逆にエアコン漬けで多汗症になる?
汗をかけないのではなく、逆に汗をかきすぎるとの意見も。
汗のメカニズムは、脳さんと交感神経君の連携プレーでしたね。
日頃から冷房だけで体温調整をしていると、脳も交感神経もビビりになるんです。
脳
「あれ?いつも体温上がんないのに、今日はなんだか高くない?」
交感神経
「思った?俺もなんかいつもと違うって感じてたんだよ。」
脳
「このまんまじゃヤバそうだから、いつもよりもたくさん汗出しとく?」
交感神経
「そうだね。いつもと違うわけだから、緊急事態なんでしょ。」
どっちにせよ、体温調整が自力で出来なくなってる
子どもも車での送り迎えや屋内遊びなどで、どんどん汗をかく機会が減少。
大人も同じで、通勤は車や電車、移動も車でオフィスは冷房という冷房尽くし。
結局のところ、徐々に確実に、汗をかいて体温調整する機会は減っているわけだ。
となると、いざ汗をかく機会が来ると、本来の働きができないことが起こってくる。
冷房は使わなきゃ危ないし、使い過ぎも体に悪影響という判断がしづらい世の中ですな。
エアコン漬けよりも危険なエアコンの使い方
外は30度越え、室内は20度前半。
まー見るからに体には悪そうな温度差ということは、きっとわかるはず。
何が行けないかというと、温度差に体ついてこれず疲弊してしまうことにあるんです。体温調整だけではなく、体は全ての機能が一定になるようにシステムが組み込まれています。
このシステムは有能で、環境に合わせてすぐに順応できるように準備しています。
ただその優秀さが少し、仇になってる気も。
それは低室温から高気温の環境にすぐ順応しすぎることで、体が疲れてしまうんです
体も心もバッテバテ
体
血圧の急な上昇と下降により、動脈硬化や心筋梗塞のリスク上昇。
さらに自律神経の変調で、頭痛やめまい、肩こりなどもみられます。
それに加え免疫力の低下により、感染症にかかる可能性が高くなってしまうのです。
心
浮き沈みがあり、その差が大きいが故に沈んでるときに自殺企図まで。
さらになんだか疲れた、なんだかだるいというような原因不明の症状も。
暑さでもイライラして、寒暖差でもイライラして、ストレスは臨界点越え。
室温と外気温の差は5~7℃以内
寒暖差は季節だけではなく、人工的にも起こせてしまうわけですね。
となるとその対応が必要。
- エアコンを使うならば外気温と5-7℃差が目安。
40℃などかなりの高温になる時は、エアコン以外の対策も必要。
- 室内でも室外でも一枚脱ぎ着できるものを
多くの人がいれば体温や体感温度も様々。自分の体を守るために持ち歩きましょう。
- 屋内や屋外への長時間滞在を避ける
暑くても寒くても体は疲れるので、体が温まりすぎない冷えすぎないタイミングで移動しましょう。
文明の利器に飲まれないように
便利なる一方体の機能が衰えていくのは、某猫型ロボットアニメでもやってました。
体の機能は使ってなんぼ。使わなドンドン衰えていくんです。
便利機器は生活を豊かにしますが、便利危機を生み出すことも。
上手に機械も体も使って、健康的な生活を送っていこう。