昨日ご紹介した、お酒重視の肝臓・腎臓に優しい居酒屋メニュー引き続き、ご飯重視の方向けを掲載します。
居酒屋メニューって美味しいですよね!ついつい箸が伸びてしまう、あの魅力的な味。ただ、美味しい裏側には相応のリスクも伴うもの。美味しい居酒屋メニューを連日連夜食べていたら、どーなるでしょうか。
ところで、関東は雨がザーザ、とても強く降っています。つい数日前まで、「お、夏だねー。」って行ってたのに・・・。こここもいーちゃんも、長袖引っ張って来ました。さすがに寒さが体に染みる・・・。
食事重視の方へ 糖尿病と認知症に注意
糖尿病
言わずと知れた生活習慣病の1つ糖尿病。食べすぎ、飲みすぎ、運動不足で起きる病気で、治ることはない!とまで言われています。食べ過ぎでついたお肉や脂肪の分解、頻回な間食で膵臓がクタクタ。インスリンの出が悪くなったり、インスリン自体が効きにくくなってしまうんです。
インスリンが効かなくなると血糖値(血液中の糖分)が高くなり、血管を傷つけ硬くします。硬くなった血管は、まさにコンクリート並み。柔軟性もなく、ヒビが入ればすぐにバーン。柔軟性がないと血圧が上がり、ヒビが入れば脳出血、大動脈解離で命までも。予防の徹底は最課題ですよ。
認知症
『認知症って、あの高齢者がなるやつ?』
そう、そのやつです。若年齢認知症という言葉をご存知ですか?働き盛りの30−40代で、認知症になってしまうこともあるんです。症状も高齢者がなる認知症と似ていて、物忘れや判断力の低下など。
ただ原因は高齢者と少し違い、脳血管性疾患から認知症になるケースが多いです。要するに、脳梗塞・脳出血など。糖尿病からの脳出血、脳梗塞リスクは、通常の人の数倍も。さらに出血や血が止まった場所によっては、体が動かせずに介護にも必要になります。皆さんが考えている以上に、シビアなんですよ。
糖質抜き、過度なダイエットは糖尿病招き猫
糖質ダイエットが流行り、とにかく糖質を減らそう運動が加速しました。糖質ってそんなに悪者なんでしょうか。糖質はとても燃やしやすい酸素のようなもの。酸素不足で燃やし続けると、不完全燃焼で一酸化炭素が出現。体も同じで、糖質という燃やしやすいものがないと、脂肪やたんぱく質だけでは不完全燃焼します。結果、体に老廃物が溜まってしまうことで、脳梗塞や心筋梗塞のリスク大!さらに中性脂肪が増えてしまい、結局インスリンが効かず高血糖に。
バランスよく食べて、しっかり動いて、時々ストレスを解消する。遠回りのように思えて、スタンダードないいダイエットなのかも。
糖尿病・認知症を防げる居酒屋メニュー
1、野菜ファーストの徹底!サラダ、温野菜、枝豆
これだけはやっぱり欠かせないので、見慣れた内容でしたら次へ。
野菜を先に取ることで起きるメリット
- 食べ過ぎ、飲み過ぎ予防
- 肥満予防に便秘解消
- これで後の食事が安心して食べれる安心感
是非野菜ファーストを、よろしくお願い致します。
2、硬いもの エイヒレ、イカ、肉、軟骨
現代人は柔らかいものを食べすぎていて、顎の発達が未熟と言われています。顎が未熟だとよく噛めず、丸呑みに。口で消化しやすく噛むことで、顔や頭全体の運動になるので糖質・脂質の消費量アップ。さらに満腹感が高くなり、小顔、美顏効果も高いとのこと。
肉はなるべく脂肪が少ないヒレ肉や胸肉などをチョイス、揚げ物よりもローストや焼いたものを選んで食べましょう。鶏肉は唐揚げよりも焼き鳥、軟骨揚げを頼むことで脂質カット。一口30回!を目安に、しっかりと噛みましょう。
3、ご飯ものも大丈夫 でもシメじゃなくて途中でね
『こんなんじゃご飯ものが食べられないじゃないか・・・』
そう感じたあなた!大丈夫。せっかく来たのに食べられないじゃ辛いですからね。
お茶漬けやラーメンのように、サラサラ、ツルツル食べれるものは控えた方がいいでしょう。逆におにぎりや丼もののように、口の中でしっかりと噛みやすいのもを食べるようにします。
シメのご飯!は確かに美味しい・・。でも炭水化物は食事の途中にとり、飲み会終了時に満腹になるように調整します。シメにご飯を食べても、消化・吸収され満腹感を得るには時間がかかる。二次会や二軒目に行きやすいので、それを防ぐ効果も途中飯は効果的です。
我慢・我慢はおさらばで 楽しく、美味しく食べましょう
飲み会に来てまで気にしなくちゃいけないのは、確かにしんどいですよね。日頃から頑張っていて、さらに時々ある飲み会ならば気にしなくてもいいでしょう。ストレス解消に、食べ過ぎに注意しながら食べてください。
でも一つ注意!飲み会が終わった後は、1−2時間程度は寝るのは避けましょう。寝ている間はインスリンが効きづらいので、食べてすぐに寝ると高血糖に。希望は3時間、少なくも1時間以上経ってから寝るようにお願いします。