ようやく梅雨が近づいてきて、いやーな季節がやってきました。
暑いのか寒いのか、カラッとするのかジメッとするのか。
それに『日傘男子デビュー』って周りに言ったのに、晴れ間がない。
晴れ雨兼用だから、雨傘の折りたたみとして使おうかな。
梅雨の時期に嫌なのは、「カビ」
窓のさん、お風呂場、あまり使わない押入れの隅など。
去年もホワホワしてて、急いで掃除グッズを買いに行った記憶が・・・。
日頃からできればいいのですが、なかなかね。
ただ、『カビができて汚い!』だけでなく、カビが原因で健康被害が。
特に気にしていなかった、あの部分のカビには要注意です!
1日1万個?人が吸っているカビの胞子
私もこれはびっくりしましたが、なんと1万個も毎日カビを吸ってるとのこと。
『うちはうん十万の空気清浄機があるからそんなことないのよ。』
カビは家の中だけにあらず、人の集まる店舗内や花壇などの土にもわんさか。
カビは比較的軽いので、空気中を常に舞ってます。
1m四方の空気中に、およそ数千ものカビが漂っているとのこと。
これがお店だったら、人が多いだけにすごい量になりそう。
肺でカビが成長 ありえない話でもない
1万個も吸っていたら、肺の中がカビだらけになってしまいそうですよね。
そこは、体の機能として外に排出してくれますし、免疫力でカバーします。
そうでなければ、口の中がホワホワしてしまうでしょう。
ただ、免疫力が落ちている時や免疫を抑える薬を飲んでる人は注意。
カビで感染してしまうことやカビの中の菌が原因で、肺にカビや菌が増えることも。
そのため健康なうちは汚い環境でも大丈夫ですが、将来を考えると危険ですね。
※画像イメージであり、過敏性肺炎の画像ではありません。
夏型過敏性肺炎を知ってますか
過敏性肺炎と呼ばれる肺炎があるのですが、夏型とはどういうことでしょうか。
過敏性肺炎は、カビや雑菌、鳥の糞、プリウレタンの成分、壁材など。
アレルギーによって肺に炎症が起こり、咳や痰、発熱をする病気です。
夏型は、5−9月の夏特有のジメジメ、蒸し蒸しした時期に現れる過敏性肺炎です。
主に真菌(水虫も真菌)やカビなどが、高温多湿で増殖をし、より多く吸い込むことにあります。
また夏の時期は、気温の上がり下がりで体力も消耗し、免疫力が低下しやすい時期ということも関係してるのです。
過敏性肺炎を見分ける3つのステップ
夏型過敏性肺炎は、菌やカビを吸い込むことで肺炎になってしまっています。
そのため、これらの状況で改善するときは夏型過敏性肺炎を疑った方がいいでしょう。
- 毎年夏になると咳や微熱などの症状が出る
- 夏風邪が長引き、いつまでたっても体調が良くならない
- 家にいる時間が長いと症状があり、外出や帰省すると治る
このように、夏に必ず出る、家から離れると良くなるなどの特徴があります。
一概に診断とまではいきませんが、疑うことはしてもいいでしょう。
特に30から40代で多く見られ、専業主婦は圧倒的に多くなっているのです。
夏型過敏性肺炎を予防するお掃除ポイント
ここまで読んで、『掃除しないからなるんだ。私は大丈夫!』と思ったあなた。
表面だけ掃除していても、完璧にアレルギー源を除去できないこともあるんです。
症状が強い場合には、アレルギー源がない「新しい家」や「特別な環境」への引っ越しが必要なことも。
築年数が経ってる家であり、過敏性肺炎があればリフォームなども必要かも。
原因菌なども調べることができるため、主治医の先生と要相談です。
さて、そこまで酷くないor症状がない方向けにポイントを紹介。
カーテンや窓辺
窓の縁などは、案外に気にして掃除をしている方もいると思われます。
では、カーテンはどうでしょうか。
カーテンにはカビが生えることも、カビがたくさん付着していることもあります。
サイトを参考に、カーテンを洗いましょう。
エアコン
フィルターや吹き出し口にカビが生えるのは、最近いろんなところで言われています。
ですが、普通の人ではできない内部にカビが生えていれば、掃除をしても効果は薄いでしょう。
年一回程度は、専門業者による掃除を依頼して予防するのが効果的。
押入れや靴箱
衣替えで押入れを開けたり閉めたり、物を出したり閉まったり。
閉めきっていた押入れには、カビの巣窟があることも少なくはありませんよ。
定期的な換気に加え、衣替えで物を出した時にでも掃除機等をかけましょう。
また靴箱は、靴の中の雑菌が充満しているのでカビより雑菌が多いでしょう。
押入れ同様に換気に加え、木材等が腐ってるときは靴箱の取り換えや修繕まで考えましょう。
綺麗にしすぎも逆に病気の元なんだが
除菌・抗菌・殺菌など、現代では雑菌に触れないような工夫が多数あります。
ですが、体の免疫は「初めまして」よりも「久しぶり」の方がよく働くのです。
念入りに除菌等はせず、多少菌に触れ体を強くすることも大事。
ただ、「多少」ですの掃除をしない・汚すぎは体にとって害になります。
「適度」というものが大事なので、ぜひやって見てください。