みなさんいつもご覧いただきありがとうございます。
イクパパ Life です。
今日から10連休。
10連休に喜んでいる方、そうでない方いると思います。
特に保育園・幼稚園が休みになることで、うちの嫁も不安だといつも以上に言ってますよ。
GW人気スポットを調べると、遊園地や公園、アウトドアなどが特集されてます。
そうすると怖いのが・・・。
そう!熱中症!
「うちは大丈夫!」
きっと熱中症になってた方々は、絶対に思っていたでしょう。
GWを楽しく過ごすために、熱中症の対策についてみてみましょう。
熱中症は老若男女誰でもなる
高齢者や子供が熱中症にかかりやすいですが、あくまで“かかりやすい”だけ
誰にでも熱中症になるリスクがあることを、必ず年頭に置きましょう。
人は体が暑くなると汗をかき、体の熱を下げようとします。
その時に必要となるのは水や塩分ですが、大量に汗をかくと水も塩分も足りなくなってきます。
水分と塩分が足りず汗をかけないと体温の調整ができず、めまいやけいれん、頭痛などが出てくるのです。
重症度分類
・Ⅰ度:現場での応急処置で対応ができる軽症
たちくらみ(脳への血流が少なくなってしまう)
筋肉痛、ツル(汗で塩分が少なくなり、こむら返りが起こる)
体調の汗
・Ⅱ度:病院への搬送が必要な中等症
頭痛、気分不快、吐き気、嘔吐、倦怠感
・Ⅲ度:入院して集中治療が必要な重症
意識障害、けいれん、手足の運動障害
高体温(体に触ると熱が出たように熱い。熱射病、重度の日射病)
子どもは体の機能が未熟 大人の注意が欠かせない
子どもは体温調整機能がまだまだ未熟
特に汗をかく機能が未熟なので、体が暑くても体温を汗で下げにくいことが関係してます。
また汗が出にくいと熱がこもりやすいので、より熱中症になりやすいのです。
もし汗がしっかり出せたとしても、大人に比べ汗に回せる水分量が少なく、脱水にもなりやすいことが挙げられます。
照り返しの影響を受けやすい
大人は体が大きい分体重当てりの体表面積は狭くなります。
ですが子どもは体重に比べ体表面積が広く、外気温に左右されやすいのです。
身長差も熱中症には大きく関係しており、地面からの距離が短いほど照り返しが強くなります。
子どもの中でも、地面からの距離が短い小さい子やベビーカーなどは注意が必要です。
辛さをはっきり伝えられない
元気そうにみえても実は脱水、熱中症に。意外に多いです。
子どもは、自分で自分の体の不調を伝えることができず、知らず知らずに体調を崩しています。
顔色や歩き方、話し方など、細かな観察が大切になってくるのです。
予防にはこまめな水分補給!服装も大事な予防に
「お母さんのどが渇いた」
この時には体の水分はかなり失われており、熱中症黄色信号点滅。
汗をかくようなところに行く際は、塩分+水分が摂れる飲み物を持参しましょう。
目安
幼稚園・保育園・小学校低学年では、10~15分に一度50ml以上。
9~12歳 20~30分で100~250ml、13歳以上は1時間で1~1.5L
さらに服装にも注意が必要。
汗を吸収した服は、皮膚にくっつき体温が下がりにくくなります。
通気性のいい涼しい服を着せ、GW中は寒さも考え脱ぎ着できるように上着も考えましょう。
もしも熱中症になったら・・・
どんなに注意してても、熱中症になってしまうことは往々にしてあります。
そこで、もしも熱中症になった時の対応法を知っておきましょう。
歩き方、話し方、目線・顔色、気分不快などがKey
熱中症には軽度~重度まであり、ほとんどは軽症~中等度です。
軽症の時は一見して熱中症か判断は難しく、ちょっとした仕草、変化に気を付けなければいけません。
例えば
・まっすぐ歩けない、すぐに座ってしまう、ぐずりはじめるなどの歩き方。
・口数が少ない、話し方がおかしい、くちごもるなどの話し方。
・顔面蒼白、唇が青紫色、目線が合わないなどの目線、顔色。
・気持ちわるい、嘔吐、なんか体調が悪いなどの気分不快。
些細な気がしますが炎天下、運動のあとに起こった時は熱中症の可能性あり。
応急処置法
・太い血管のあるわきの下、首、背中などを氷で冷やす。
・冷たい濡れタオルで体を拭く。
・風を送る
・涼しい場所に寝かせる
・冷たい水分を取る(しっかり意識があり飲み込める場合に限る)
救急車を呼ぶ目安
・意識障害・全身の痙攣
・体温が40度以上
・汗が全くでない
意識障害の判断としては、声をかけても目をあけない、体をゆすっても反応がないなどです。
とりあえず立てない状態だったら、救急車を呼ぶくらいの感覚でもいいと思います。
意識があって水分をとれる場合は、30分程度は様子をみましょう。
大丈夫と思って遊び始めた後に、さらに重症化することもあるので。
楽しいGWが一変しないように準備は入念に
今年は10連休もあるため、国内外含め外で遊ぶ方は多いでしょう。
たまに遊ぶ方や久しぶりに遠出される方は、入念に準備をしていくことがおすすめ。
遊びに向かった場所にコンビニやドラックストア、スーパーなどの有無を確認。
いざというときに氷や水分を買いに行けず、救急車を呼ぶことに。
楽しいGWを過ごすために、体調に気を付けてお出かけしてください。