イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

10代で糖尿病予備軍!? 若いアドバンテージは通用しない?

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みなさんこんにちわ。

パパイク Lifeです。

 

時代は平成から令和に変わり、今後提出物の表記にはT・S・H・Rになるんですね。

ちなみに役所に今年4/30までに生まれた子が、令和1年で書類提出したらどうですか?って聞いてみました。

ちょうど相談担当の行政書士と話したのですが、特に何も起こらないのではとのことです。

元号法では、改元を境に元号は変わるのですが、戸籍法含め特別規定は見当たりません。

ですの、平成31年と書いても、令和1年と書いても、特別何も起こらないらしいです。

ですがこれが戸籍の提出を求められたものや身分証明書との照合だと、なんともわからないところ・・・。

実際改元したら、戸籍でもみてみようかな!

 

話は逸れましたが、今日は子どもとご両親に向けた内容を書いてみようと思います。

ズバリ、若いを理由に無茶をしすぎると、成人した後がものすごく怖いという内容です。

ぜひご両親だけでなく、ご親戚やお子様にも知っていただきたいと思います。

 

知ってますか? 10代で約10%が糖尿病予備軍

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乱れた生活習慣 まさか我が子に病魔の手が・・

 

糖尿病と聞くと、以前は成人病と言われていた手前、40代以降が多いと思われますよね。

確かに糖尿病は40代以降で増え、年齢が上がるにつれて患者数は増加しているのです。

もともと糖尿病とはなんでしょう?

 

体に入ってきた糖分を処理できない状態が糖尿病

 

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暴飲暴食、寝る前の食事などは糖尿病への近道


口から取った糖分をエネルギーに変え、体や臓器は保たれています。

取りすぎたエネルギーはいつでも使えるように貯蓄してあり、それが筋肉や皮下脂肪なんです。

では糖分を処理できない状態とはどんな状態でしょうか。

貯蓄した糖分を活用する方法はたくさんありますが、口から取った糖分をエネルギーに変える方法は一つしかありません。

インスリンです。

血液中に入ってきた糖分は、インスリンの働きによって各臓器に運ばれエネルギーに変わります。

ということは、このインスリンの機能が落ちると血液中の糖分は使えず、血(液中の)糖(分)が高い状態になります。

このような状態を「糖尿病」と言います。

 

インスリンが十分に働かなくなるのは何で?

 

インスリン膵臓と呼ばれる胃の下らへんにある臓器が作り、分泌をしています。

膵臓にかかわらず、体はある程度働く回数や量に限界があるようです。

例えば携帯電話やノートパソコンは、充電回数が限られており、バッテリーの性能が悪くなりますよね。

臓器も同じように、使い過ぎによって機能が下がり、十分な働きをしなくなります。

また皮下脂肪、内臓脂肪が多いことでインスリンが効きづらくなり、本来の働きができないこともあります。

インスリンが効きづらくなれば、おのずとたくさんのインスリンを出すので、必要以上働いてることと同じです。

 

以前は成人病だった糖尿病も、今や10代にも

 

初めに書いたように四国地方で行った血液検査で、10代(小学生)の10%が糖尿病予備軍であることが分かったようです。

糖尿はじめ生活習慣病(高血圧、高脂血症など)は、日々の不摂生や睡眠不足の積み重ねで起こります

若いうちはある程度カバーできたり、もともと強い体質だったりすると発症するまでに時間がかかります。

ですが体の自己調整、自己治癒能力にも限界があるので、どこかで病気にかかってしまいます。

生活習慣病は長年の結果発症するので、完治は難しく、生涯治療が必要と言われています。

 

生活習慣病の合併症は、思いのほか重症

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気づかない間に、じわじわ進行する

 

糖尿病や高血圧、高脂血症などは自覚症状があまりなく、重症化したり合併症で気づくことがあります。

例えば心筋梗塞脳梗塞、肝硬変、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症など、命にかかわってくることや重度な病気が多くみられるのです。

たかが血圧、たかが血糖と思って放置すると、取り返しのつかないことにも・・・。

 

若年化する生活習慣病 止める手立てはどこに?

 

これだけ若い世代に生活習慣病が蔓延しているとは、今回調べて初めて知りました。

確かに全員がではないですし、体質や遺伝、個々人の生活環境によってかなり大きな違いがあります。

ですが、少なくとも数名の子が糖尿病を発症するリスクが極めて高いことがわかりました。

糖尿病をはじめとした生活習慣病を食い止めるには、それこそ生活習慣を治すしかありません。

食事内容、睡眠時間、運動習慣、ストレス係数等、いろんなことがかかわってきます。

しかもこれは短時間、短期間ではなく、これからずっと維持していかなければいけません。

それは大人でも難しいことになりますので、10代で守れるとはなかなか思えませんよね。

 

そんな時に大事 身近な頼りがいのある専門家

 

医療の専門家で思いつくのは、医師・薬剤師・看護師ではないでしょうか。

この中で一番身近で、さらに日頃から関わりやすいのは看護師ではないでしょうか。

医師や薬剤師より人数が多く、医学・薬学の知識だけでなく、リハビリや栄養の知識も兼ねそろえています。

ご友人で一人でもいらっしゃればいいのですが、なかなかそうはいかないこともあるでしょう。

地域の児童館や公民館などに保健師が回ってくる機会などがあれば、ぜひ話をしてみることをお勧めします。

もしこのブログをお読みでよろしければ、私にご相談いただいても大丈夫です

 

生活習慣を変えるのは難しい 初めから正しい生活習慣を

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家族みんなで原因を知り、お互いに気遣いながら整えていければBest!


途中で生活リズムを変えることは大きなストレスで、辛さから挫折をする方が大半だと思います。

年齢が上がるごとに生活環境に変化から、生活習慣が乱れることがほとんどではないでしょうか。

ですが、生活習慣を整えておく本質を教えてあげるだけで、乱れた習慣を整えようとしてくれます。

そのためには両親が容易に調整できる幼少期化から、正しい生活習慣を理由とともに教えることが大切です。

 

なんとなしに、「早寝早起き」「食事を食べる」「運動はしよう」といっても、理由がわからないことはできません。

両親の健康管理も兼ねて、改めて規則正しい生活習慣の必要性を学び、教えてはいかがでしょうか。

理解できる年齢であれば一緒に調べ、お互いの体を気遣いながら生活習慣を見直してもいいのではないでしょうか。

 

自分の体は自分で調整し、自分で直していくしか方法はありません。

子どもの体は親と同じ生活習慣となるため、親と同じ方向に向かってよくも悪くもなります。

若い体で表立って見えてこない間に食い止め、100年時代を生きられる体づくりをしてみてはいかがでしょうか。