イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

育ちざかりは食べ盛り 食べすぎの影響が・・・

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いつもご覧いただきありがとうございます。

イクパパ Life です。

 

以前一番上の子の三歳児検診の時に、栄養指導を受けたほうがいいと言われ受けました。

実際体重は平均よりも少し高いくらいだったんですが、先生からとても厳しく受けるように言われまして。

三歳児検診のあとは、就学するまで大々的な検診がないからだって担当栄養士は言ってましたが。

 

確かに肥満のリスクは知ってはいますが、そんなにねー。と少し思ってしまった。

でも今回のブログを書くにあたって調べると、厳しくなる理由が分かった気がします。

やっぱり習慣って簡単に変えられるものじゃないから、小さいうちからしっかりやってかないといけないんですね。

 

ということで、今回は「肥満」を取り上げて調べてみました。

以前仕事で話を聞いた家庭では、ご両親から完璧なまでに生活習慣が管理されているいました。

肥満の弊害はすごいけど、あまりにガチガチにしちゃうのも・・・。

肥満の定義をしっかり理解して、適正な体重管理をしていきましょう!

 

肥満度の計算式 肥満になった時期も重要?

 

肥満とは、体が通常使うはずのエネルギー量以上に取ってしまったエネルギーの結果になります。要するに食べすぎやカロリーの取りすぎで、体に蓄積してしまった脂肪が増えすぎた状態です。

 

肥満度の計算式は、(実測体重―標準体重)/標準体重×100となっています。

標準体重は調べればすぐに出てくるので、ぜひ調べてみてください。

日本小児内分泌学会では、簡単にわかる「肥満度判定曲線」があるので、参考にしてみてください。

 

なんで肥満になってしまうの?

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食生活の変化 便利さの追求 時代は変わるんです

 

原因はわかりましたが、昔から子どもはよく動くから、いくら食べたって大丈夫!と言われてきました。

 

本当に理解してほしいのですが、あくまで昔は昔であって今の時代とはそぐわないことが多いんです。

 

昔のようにすぐに食べるものが用意できなかったり、高カロリーの食べ物がない時代では、たくさん食べることは推奨されたでしょう。ですが24時間空いてるコンビニ、一口で数百kcal取れる食べ物がたくさんある中で、そりゃ食べれば太りますよ。

 

平成30年度の学校保健統計によると、男子で10%女子で7%程度の児童が肥満となっています。平成18年度から右肩下がりなのは、私が受けたような栄養指導のおかげなのかはわかりませんが。

 

どうして肥満じゃいけないの?

確かに肥満であっても、害がなければ肥満でも構わないじゃないか。

でも申し訳ないが、肥満であることの害はおもいのほかたくさんあるんです。

 

脂肪が体に多くあると、皮膚の下だけにとどまらず血管や内臓に脂肪が付着します。

血管を圧迫し血管を細くすることで起こる動脈硬化」「高血圧症」

血液中の脂肪が多かったり、脂肪によって正常な働きができないと起こる高脂血症」「糖尿病」「肝不全」

脂肪がたくさんつくことで重くなる体重によって起こる「膝・腰の異常」「睡眠時無呼吸症」

 

探し出せばまだまだあるでしょう。

これは子どもだから、大人だからということは関係ありません。

また子供時代に肥満であるから、大人時代から肥満になったなど関係なく体のトラブルは起こってきます。

 

もう少ししたらダイエットするから・・・

肥満の状態が続いている間体にはダメージが蓄積され、発症するリスクは高まっていきます。

でもなかなか生活習慣を見直すことは難しく、後回しになっちゃいますよね。

今から初めてください。じゃないと手遅れになります。

 

幼児期、学童前、思春期で肥満の方は、これらの割合で大人になっても肥満になってしまいます。

日本小児内分泌学会より引用

 

要するに、知った時に、思い立った時に肥満を解消させないとドンドン改善することが難しくなるんです。

 

食べない、動かない、偏ったダイエットは絶対NG

肥満の危なさを知った方は、きっと肥満を解消するために生活習慣より前にダイエットをすると思います。

確かに生活習慣を変えることは容易ではないので、まずは体重を落とす必要があると思います。

ですが、「食事制限」「運動なし」「偏食」ダイエットだけは本当にしないでください。

 

食事制限ダイエットは、最悪のケースもあり得る

巷である糖質ダイエットや置き換えダイエットなどは、うまく使うことで確実に痩せることはできます。

ですがもろ刃の剣で、間違った方法によって最悪のケースに陥った方がいます。

そうでないにしろ、拒食症や容姿に対するコンプレックスから引きこもってしまう方も。

また筋肉量の低下、生理不順、糖尿病、動脈硬化など、本来肥満で起こっていたことがダイエットをしたのに生じてしまうこともあります・

 

運動なしは成長に大きな障害あり

食事制限だけでできるダイエットには限界があり、基礎代謝をあげないことには痩せることは難しい。

でも基礎代謝は筋肉由来なことが多く、運動をしないことで筋肉が痩せ細りさらに基礎代謝ダウン。

おまけに基礎体力も減少し免疫力低下、感染しやすい体になり病弱になってしまう。

激しい筋トレや長時間やる運動はまずいらないので、一日10分程度の運動を続けることから始めよう!

 

偏食は体の機能やバランスをめちゃくちゃに

以前聞いたリンゴやバナナだけ食べるダイエットや肉を率先して食べるダイエットがあります。

これらは栄養バランスが悪いだけでなく、血糖や中性脂肪の乱高下に繋がります。

痩せるはずが体に鞭をうち、不健康になっていくイメージ。

〇〇だけ食べるダイエット、○○を食べないダイエット、○○を食べれば食事制限なしなどの言葉に踊らされぬように。

 

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なんでもやればいいんじゃない。巷の情報に騙されないように

 

肥満は肥満で悪いことがたくさんありますが、それを改善しようと不十分な知識で行うと危険がいっぱい。

病魔が迫っており急いで痩せなければいけない場合には、医療機関を受診して痩せる手助を求めるのも一つの手。

そうじゃない場合も、テレビやインターネットの「自分にとっていい」情報だけに頼らず、適切なダイエットを心がけてください。

そして目標は、適切な体を維持する「適切な生活習慣」ということをお忘れなく。