みなさんこんにちわ。
イクパパ Lifeです。
最近の暖かさと寒さには、体がついていかずにとうとう風邪を・・・。
上の子二人と一緒に、ティッシュが手放さない毎日が続きます。
でも、風邪じゃなくてもこの時期はティッシュが手放せません。
そう!花粉症
花粉症はほんど国民病といっていいほどに蔓延していますね。
平成30年に東京都健康安全研究センターが行った調査では、都内3地区で計測した水花粉症推定有用いつは48.8%でした。
平成31年1月現在で都内には約1385万人いるので、676万人の人に花粉症の症状がみられたことになります。
今花粉症真っただ中にいる方々に向けて、花粉症のメカニズムと対策をお伝えします。
花粉症は花粉によっておこるアレルギー症状の一種
花粉の症状は触れやすいところから起きる
花粉症は主に杉やヒノキの花粉が体内に入ることで起こり、体が異物を除去するためにでる症状。
代表的な症状はくしゃみ、鼻水、目のかゆみですが、鼻や目は花粉に触れる機会が多く、免疫反応と深い関係があることから出やすい症状と言われています。
どうやって花粉症は発症するの?
アレルギー症状を起こすものはすべてにおいて、すぐにその症状がおこるわけではありません。
花粉のようなアレルギー源(抗原)が入ってくると、体は異物を除去するために抗体を作ります。この抗体が一定の数量以上になるとアレルギー症状が出るため、食物アレルギーの時には何が原因かわかりづらいこともあります。
花粉の飛散量によって花粉症を発症する人数も右肩上がり
都内の杉花粉は、連続して飛散し始める時期が2月中旬ごろになります。
ですがあくまで連続して飛散する時期なので、その前から少しずつ花粉は飛び始めているのです。
そのため花粉量が多くなり始めた頃に症状が現れ、2月中旬から3月初旬までが患者さんがもっとも多くなるそうです。
終わるころにも一癖あり、杉花粉が4月頃で終わるのに対して、ヒノキ花粉は5月まで飛び続けます。
ヒノキ花粉でもアレルギー症状が出る方は、5月終わりころまで長引くことがあるのです。
花粉の予防は花粉のみにあらず
花粉症の予防としてあげられるのは
- 外出を避ける
- 掃除や洗濯をこまめにする
- 家の中に花粉を持ち込まない
など花粉を避けることにあります。
これらは言わずもがな絶対的に必要なのですが、花粉以外にも注意をしなければいけません。
風邪をひかないこと
花粉は鼻や目の粘膜に付着することで抗体が反応し、アレルギー症状が現れます。
ですが風邪をひくことで粘膜自体が弱くなり、いつも以上の刺激となってしまし症状が増悪。
とても辛い花粉ライフを送る羽目に・・・。
手洗い、うがいを徹底し、特にのどを乾燥させないように湿度を50~60%に保ちましょう。
お酒を飲みすぎない
新人歓迎会、お花見などで、お酒を飲む機会が多いかと思いますが、飲みすぎには注意が必要!
お酒の飲みすぎで血流がよくなり、刺激のある鼻の血管が拡張、鼻づまりを起こしやすくなります。
何を食べてもおいしくない生活は、ちょっと苦痛が強いですので。
タバコは控えめに
タバコは煙が粘膜を刺激するとともに傷つけもしますし、呼吸器系のアレルギーが強く出ることがあります。
日ごろから吸っているから大丈夫!なんてことはなく、吸うごとに影響はあるので控えるようにしましょう。
気になる治療はいかほどに
まずは対処療法から
アレルギー症状であるため、まずはそのアレルギーを抑える薬を予防的、対症療法的に服薬をすることになります。
強くアレルギーが出てからでは効くまでに時間がかかり、効きにくくなることもあります。
なるべく発症する可能性がある方は、症状が弱めから飲むのがいいでしょう。
症状が強い時には違う薬を試したり、ステロイドの噴霧薬や内服を飲むこともありますので病院へ相談に行きましょう。
花粉症を根本から治すための舌下免疫療法
花粉症は花粉に触れる限りおこるため、毎年毎年予防や対応が必要になってしまいます。
症状が辛くお金もかかり、どうにか花粉症を治したい!
そんなあなたに朗報です。
舌下免疫療法は、自宅で花粉症を根本から治すことができると期待されている治療法です。
以前は注射を2年以上打ち続けることで行われていましたが、一日一回下の裏に杉花粉のエキスを垂らすだけ!
こちらも投与期間は2年以上で、定期的に通院は必要ですが、保険適応なので年間3万円程度でできてしまいます。
ただいいことばかりでは無いのが医療であり、治療ですね。
どうしてもアレルギー源を取り込むわけですので、副作用として全身にでるアレルギー症状が挙げられています。
また2年行ったからと言って必ず治るわけでなく、体質改善を目指しているので個人差がとても大きくなります。
毎年毎年花粉症に悩まされ、辛い日々を送っている方は、一度医師と相談しチャレンジされるのもいいと私は思います。