イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

子どもを叱る前に見直す 親の行動3選

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仕事でも家でも、人を叱るって体も心も体力が必要ですよね。しかも叱り方によっては、叱った方が悪いって言われることまでも。かといって、そのまま見過ごすわけにもいかず、頭を抱えてしまいます。

『子どもはやんちゃばかりで、毎日叱ることがたくさん。』

でも今叱った内容って、本当に叱った方が良かったのでしょうか。自分にとって都合が悪いことをされた、そういうことで叱っていませんか。

今回は子育てで必要な「叱る」について考えますが、叱る親に焦点を当てましょう。自分が日頃叱っている場面を思い浮かべ、比較しながら読んでみてください。

 家庭内には「大人の物」「子どもの物」が混在

パパ・ママと子どもがいれば、それぞれに必要なものが家にはあります。パパの趣味のものやゲーム、ママのヘアアイロンや化粧品、子どものおもちゃやおむつなど。好奇心旺盛な子どもならば、みたこともないパパ・ママの物は喉から手が出るほど欲しい。特に移動範囲が増え、指先が発達する1〜3歳の子には止めようがないでしょうね。

でもだからと言って全てを渡していたら、手を切ったり火傷したり飲み込んでしまったり。子どもにとって有害なものを多い大人の物は、なるべくなら触られたくないと思います。手に取ろうものなら、「こら、危ないでしょう。」と声をかける。これも、パパ・ママの大事な躾の一つですね。

子どもにとって叱られる意味がわからない 

子ども側から見たらどうでしょうか。

何かわからないものが目の前にあって、パパもママも使ってて、なんか面白そうだから使ってみたい。なのに触ろうものならば、パパにもママにも叱られる。危ないって何?なんで使っちゃダメなの?

1〜3歳の子は、こんな感じだと思います。「こら、危ないでしょう。」と言われても、何が危ないかわからず、なんで使っちゃいけないかわかりません。細かく説明をしたとしても、その言葉すらも理解できていないことも。パパ・ママとしては、「何度言ってもわからない子」とイライラMax。いつも怒らないことで、怒ってしまう結果になることも・・・。 

環境整備の見直し 日頃の行動を見直そう

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面白そうなものを見つけた子どもは、どうにも手が付けられない。壊されてしまって怒ってしまったり、いつも見張ってないと心配など。気苦労が耐えず降りかかる育児。まずは、子どもと一緒に暮らす環境作りをしていきませんか。ちょっとした工夫で、イライラしない楽しい子育てへ。

1、子どもに触られない工夫

いつも使うもの、たまに使うもの、飾っておきたいもの、いろんな用途で使うものがあります。まず飾っておきたいものにおいては、触られない高さにおきます。大きくなると椅子を使ったりジャンプしますので、それを考慮して高さを決めましょう。もしくは自室に置くなどして、触られない努力をします。

いつも使うものやたまに使うものは、扉付きや鍵付きBOXで管理。使う頻度が高いものほど、しまうことを忘れがち。逆に触られても危なくないものであれば、使い方を教えたり、危なくない材質を選びましょう。

2、壊されて嫌なものや割れやすいものは排除

原則ガラス製品や陶芸品のような割れやすいもの、壊れやすいものは居間に置かない!もしどうしても置きたいのであれば、割れても壊れても叱らないことが大事

確かに触らないものに触ってしまうことは、良いことではないので叱るなどの躾も必要です。ですが家の中で子供が触りやすく、興味持つものを触って壊すことは予測ができますよね?予測ができることをしてしまったならば、パパ・ママのリスク管理不足です。割れても良いものを使うか、割れないような場所、保管方法を選びましょう。

3、親が長時間スマホを使うのに子どもはいけない意味がわからない

これに関しては、結構叱ってる風景を見ます。パパ・ママがスマホをイジイジして、子どが触ろうものならば叱る。これって矛盾していませんか?仕事で使うことや連絡で使うこともあるので、必ずしも使うなとは言いません。ですがパパ・ママが使っていれば、子どもも使いたくなる気持ちを理解してください。「子どもだから」「目が悪くなるから」このような叱り方は、都合のいい解釈でしかありません。スマホゲームをしたいのであれば、子どもがいない時間、見ていない時間にしましょう。

連絡がいつ来るかわからない、電話に気づかない。このような心配がある場合には、スマートウォッチを使って見ましょう。ライン・通知・電話など、重要な連絡を手元で確認できます。さらにiPhone・Apple Watchであれば、さらに便利な機能も。文明の利器を多いに使いましょう。

点滴や呼吸器を抜かれたのは看護師の責任

少し脱線しますが、私が病院で働いていた時の体験をお話しします。ICUで働いてる時、手術後はたくさんの管がついて戻ってくるのです。先生も考えながら挿れているのですが、まー絡まってることが大半。絡まりを取り、使いやすいように「環境整備」することから始まります。

夜勤中に70代のおばあちゃんが点滴を抜いてしまい、一騒動がありました。事なきを得ましたが、抜いたおばあちゃんではなく担当看護師の責任と言われました。

『体に見慣れないものが付いていたら邪魔でしょ?だから邪魔と思わないように、管を整えなきゃダメ。』

今育児をしていて、なるほどなーって思うこの頃。そりゃ大人が楽しいんだから、子どもにとってはもっと楽しいんだろうなー。

「大人はやることたくさん」 気持ちは痛いほどわかる

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とは言っても、子育てで自分の時間がなく、忙しいのにスマホも使えないなんて。気持ちはよくわかります。であれば、スマホを使うときは一緒に使って見てはどうでしょうか。『これが困ってて、こんなものが欲しくて調べてるんだ。』などと。短時間であればDVDをつけたり、絵本を見せたりと気をそらしましょう。何でもかんでも「ダメ」では、ないですから。

子どもの成長において、〇〇したら悪い子になる、〇〇しないからいい子にならない、と雑誌には書かれますよね。でも全員が共通することではないですし、個性も様々。時にはお菓子で、時には動画で気を紛らわせたって大丈夫。全てにおいて大事なのは、バランスと適度。節度を持って、便利なものは使いましょう。

 

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