イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

育児も介護のNGワード 「まだいい方」とは

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久しぶりの投稿。

初めましての方も、久々の方もイクパパLifeです。

 

生きてる中で多くのこと経験、体験しますが、人と同じ経験はできません。

例え同じような経験をしていたとしても、持ってる感性や感じ方で異なりますよね。

私も訪問看護で同じようなことをしてしまっている・・・。と感じたことがあったので、ぜひ読んでみていただければ幸いです。

 

 

こここの乾燥 いーちゃんの傷

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保育園の看護師さんとは、同職なためラフに話をしていました。

嫁が看護師、保育士から乾燥に対する対策傷に対する対応について話をされたのですが、いまいち理解ができませんでした。

今日看護師と話がする機会があったので、どういうことなのか話をしてみました。

こここは保育園に来る前にワセリンをたっぷりと

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こここはとにかく乾燥が強くて、それで手首などに痒みが出てしまう。そのため保湿が必要な理由も、保湿の仕方もわかってはいる。

園の看護師としては、「ある程度たくさん塗ってもらった方がいいので、園に来る前にワセリンを塗ってもらえれば。」って言われました。

言いたいことはわかるのですが、あんなベタベタするもの、保育園いく前にたっぷり塗れますか?その前に普通にベタベタな薬塗られたら、大人でもいやじゃないですかね。

他にもこここ以上に酷い園児がいたらしいのですが、保育園でお昼寝中に塗っていたみたいです。

なら保育園で塗ってくれればいいんじゃないですかね? 

いーちゃんはなるべくぴったりとしたズボンを

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いーちゃんは傷が治るくらいにかき壊してしまい、新たに傷ができるの繰り返し。治っては傷になり、治っては傷になり・・・。

ガーゼや包帯、サポーターなどを駆使してやってましたが、なかなか治らず。

「いーちゃんは絆創膏でもいいんじゃないのかな。」「きっと包帯で圧迫されちゃうのが痒いんじゃない?」

いやいや、今まで絆創膏で剥がして掻いて、血だらけで帰ってきましたよね?どういうこと?

「それならぴったりとしたズボンを履いてもらえれば、掻かないと思いますよ。」

嫁に聞くと、昨日保育士から「ズボンがぴったりすぎて嫌がったのでお返しします。」ってさ。

ちょっと統一感がなさすぎでは。

職業人と当事者の価値観の違い

こここの時に、「こここはまだ良い方ですが、もっと酷い子は」と言われた時にちょっと反省しました。

結局看護師などの職業人は、一般的な対応法や適切な処置の方法を知ってるからこそ、何がいいか提案をします。

でも実際当事者として見ているパパ・ママからすれば、「そんなの無理じゃね?」って内容だったりするんです。

今回私が思った「登園前のたっぷりワセリン」がいい例かなと。

そんなワセリンたっぷり塗ったら、家中、車中ワセリンだらけになってしまいます。

でも保湿としてはとても効果的で、一番いい方だとは思うのです。

自分も仕事でそんな話をしているのかと思うと、やや罪悪感が・・・・。 

介護も同じ 当事者は今が辛いんです

同じように介護をしたことがあると、「まだいい方よ、うちはね。」と言われてしまいます。

みんな当時の自分は大変だった、他の人も大変だけど私はもっとこうだったって言いたくなるんです。

これが現在進行形で介護をしている人が聞いたらどう思いますか?

今介護をしている人は「今」が大変たのに、「今はまだいい方よ」と言われた腹が立ちませんか?

それは当然です。介護の形も違えば、介護の体制も違う、病気も違うんですから。

育児も同じ 育ててる今が大変なんです

育児でも自分の親や人生の先輩から、「今はまだ小さいからいいよね。」「反抗期なんて大変よ。」などと言われます。

確かに大変かと思いますが、2歳、3歳のバタバタ言うことを聞かない子供もとても大変です。

もし「小さくて楽よね」なんて言われたら、しばらく話をしないようにしますね。

「まだいい方」ではなく、「一緒に大変」で

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「まだいい方」は自分と比べて相手は楽又は大変ではないと捉えられがち。そんなつまりじゃなくてもね。

年齢によって、性別によって、人数によって、大変と感じる尺度も沸点も違います。

そりゃ違う人間なので、違くて当たり前です。

 

そこで、「いくつになっても大変」「痒みや痛みは辛い」など、比較しないような言葉を選ぶことが大切。

確かに重病と軽傷であれば、「まだマシ」と思いますが、痛みを感じていればどちらも痛いのは同じです。

同じことを伝えるにも、いい言葉を選択することが必要ですね。