イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

プレパパ教室でパパに子育てを教えるだけでは不十分

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私も含めて「イクメン」「イクパパ」という“男性育児を推進”していますが、皆さんはどう思いますか。確かに保育園・幼稚園でのパパ参加率up、パパ自身も「何かやらねば」とやってくれるようになったと聞きます。いい影響だとは思いますが、“子供と関われば育児”と思っている人が多いような気がします。パパ達には、どのように伝えていったらいいのでしょう。

「育児」をするという概念がついてきた

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ここ数年で、やっと男性も育児をするものと認識され始めてきました。まず第一ステップとしてはいいのですが、やっぱり本質が見えていないと思います。要するに、「育児」は子供の世話をすることだという程度しか認識されていない。字のごとく、児を育む、と考えれば頷けます。では、世のお母さんは日頃何をしてるのでしょうか。

www.ikupapa.jp

 

児を育む環境づくりが大半

家の掃除、家族の洗濯、体を作る食事、社会性を育てる通勤・通園準備など。子供を育てるためには、子供と遊ぶこと、躾けること、社会を学ぶことだけではありません。それらを育む前段階の“環境づくり”が大切になるんです。はたから見れば「当たり前」と思われることですが、とんでもない労力と神経を使うんですよ。

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ベアーズより

「イクメン」+「家事メン」=本来のパパ

以前家事をする男性で「家事メン」という言葉がありましたが、今はあまり聞きません。それよりもイクメンなのかもしれませんが、どちらかというわけでもないのでは?ないでしょうか。結局ママ達は、家事+育児+パパの世話+仕事をこなしているわけなので。特に共働きが必須となった最近では、男女ともに家事+育児+双方のこと+仕事=家族(又は夫婦)でいいと思います。

イクメン・家事メンに物申すママの本音

パパサークル、ママサークルの運営を行っていますが、そこでは双方からいろんな意見が。

パパ:育児や家事に協力したいけれど、何かすると「やり方が違う」「今はそれじゃない」と文句ばかり。だったら自分でやれば?となってしまう。

 

ママ:イクメンって言葉に酔いしれてるのか、何かすればいいと思ってる。洗濯や掃除などは、とりあえずやればと思ってやってるから適当すぎる。こんななた、逆にやらないで子供と遊んでてほしい。

うーん、どっちも言ってることがわかるので難しい。私も妻によく言われます。「やってくれるのは嬉しいけど、ちゃんとやってほしい。」自分なりにちゃんとやってるんだけど。

もともとの教育や心構えが違う

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小さい時から、「花嫁教育」などと言って家事をしてきた女性。それに比べて、「家事好き」が講じて家事をしている男性。向いてるベクトルが違うんです。なので、男性はやってることが重要で、女性はやり終わった後まで通して考えているんです。このままでは、やりたいパパとやらせられないママでモヤモヤは大量発生でしょう。

父親学級、プレパパ教室で教えていきたいこと

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パパサークルの中で、父親学級、プレパパ教室を行なっております。ただ今までのように、妊婦の体のことや新生児、乳幼児について教えるだけでは足りない!ママ達が教育しなければいけない家事についても、一緒に教育が必要と考えます。そこで今後は、これらを増やしていきたいと思います。

掃除

どうしても仕事で夜が遅くなりがち、または不定期な場合が多いパパ。王道のお風呂掃除、脱衣所洗面台、トイレ掃除など時間問わずできる場所を中心に指導。パパ達はマニュアル化されたことには強いので、手順化して効率的に行えるように工夫します。始めのうちは、ママのライフスタイルに合わせて行うのは難しいので、担当・役割として振り分けてしまいます。

洗濯

洗濯には分別、洗濯、干す、取り込む、畳む、仕まうという作業があります。これらを全部通して洗濯なので、できれば全部やってほしい!ですがなかなかやり慣れていない人には難しく、途中で挫折してしまいます。まずは一通り教えてはいきますが、干す〜仕まうまでは根気がいるでしょう。管理するママのやり方もありますので、標準的な方法を伝えていきます。

後片付け

意外にできていない“後片付け”についても、家庭を想定して教えていこうと思います。家庭によって、逆にやられたくないということもありますが、知っておくことが大事です。洗い物の積み方(シンク内)、洗い方、片付け方に加え、机の片付け方など。できれば子供と一緒にやってもらえるように、育児の仕方含めて学んでいきます。

当たり前なことが当たり前にならない世の中

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「こんな簡単なことが」「今まで何してきたの?」

意外に男女ともに多い“当たり前の崩壊”が、見られているのです。教育方針も変わりましたい、IT、家電でやらなくてもいいことも増えました。例えば、小さい時から洗濯乾燥機ならば干すことはしません。さらにロボット掃除機ならば、子供は掃除機をやらずに大きくなります。

大人になって結婚しても、夫婦同じ環境で育っていないので、ライフスタイルの差は確実に生まれます。その時に互いにモヤモヤを抱えたままでは、最終的に離婚に繋がります。パパ・ママ双方に意識を変えなければいけませんが、まずはパパからアプローチしていこうと思います。ぜひご協力いただければ、幸いです。

www.ikupapa.jp