イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

孫イク?第二次子育てを乗り越える祖父母とのトラブル

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孫イクという言葉を聞いたことがありますか?

読み:まごいく

別名:孫育て

孫育とは、「親に変わって祖父母が子供を育てること」または「祖父母が主体的に育児に取り組む」ことを指します。

 

両親共働きが多くなってしまい、保育園等を活用しても手が足りないのです。祖父母も若い方が多いので、両親も安心して任せられるのだと思います。この孫イクですが、ある危険性を孕んでいることも知っておくことが必要。

大事なのは、良好なコミュニケーションです。

教育の方針から保育まで祖父母に依頼のケース

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夫婦ともに仕事が忙しく、十分に子どもの教育、世話ができず祖父母が主に子供を見ているケースが増えています。夜間だけ両親と過ごし、日中の大半は祖父母が世話をしています。この場合に起きるリスクとしては、祖父母の健康状態、祖父母と両親の生活スタイルの違い、育児方針の違いなどがあります。

祖父母の健康状態

例えば25歳で祖父母が両親を出産して、25歳で両親が子供を産んだならば祖父母は50歳前後。大半を祖父母に任しているケースでは、祖母は専業主婦、祖父も短時間社員など融通が効く場合があります。

ですが50歳を過ぎたあたりから持病の悪化、健康を崩す可能性は高くなり、そのリスクは年々増していきます。その反面子供は成長に伴い体格も体力も増してきますので、手のかかる5、6歳までは大変です。万が一祖父母が体調を崩した際に、子供の世話ができなくなった場合を想定しておく予防策も必要になります。

祖父母と両親の生活スタイルの違い

夜遅く両親が帰ってくると、その前に寝てしまう子供。我が子を見ようと部屋へ訪れ目がパチリ、結局遅くまで起きてしまうパターンも聞きます。年齢を重ねるごとに朝の起床は速くなりますので、子供達も祖父母に合わせて起きる。夜が遅いことで朝の目覚めも遅く、寝不足になってしまうことも。子供に会いたい気持ちはわかりますが、成長のために我慢することも大切ですよ。

育児方針の違い(祖父母主体)

現代ではIT社会やグローバル社会により、スマホやパソコン、英会話などが必須となりつつあります。祖父母の時代は、徐々に浸透する過程にあったので、育児に取り入れることはありませんでした。そこで両親としては習わせたい、使わせたいという思いがあっても、祖父母が否定するケースもあります。幼少の頃から習い事が盛んに行われてはおりますが、祖父母への説得を行うか折り合いを見つけることが大切になってきます。

祖父母と連携しながら子育てを行なっているケース

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共働きだけどもお母さんがパートなどで短時間の仕事の場合は、祖父母と連携して育児をしています。どちらにウェイトが置かれるかによりますが、双方が育児に関わっていくことになります。それだけに祖父母の健康状態はもちろん、育児方針の違い、双方の役割分担でトラブルになることがあります。

※健康状態は上記参照

育児方針の違い(両親主体)

お母さんの帰宅が早いケースでは、両親が主体となって育児をすることになります。日中を過ごす時間配分にもよりますが、祖父母と連携とる場合では半分半分となってくるでしょう。その時に祖父母が今まで行ってきた育児方針と、両親が思い描いてる育児方針が異なることがよくあります。遊び方や食事のマナー、おやつ、トイレトレーニングまで様々なものが違ってきます。それによって子供は何を信じ、どの方法をとったらいいかわからなくなります。祖父母と両親の間が険悪になることも、子供の成長には悪影響です。祖父母と両親の育児方法、方針をしっかり話し合い、互いに同じ方向に向かっていけるように取り決めていきましょう。

双方の役割分担

祖父母と連携していく時に、家事や育児などの役割分担が曖昧になるケースがあります。役割分担が曖昧であると、「私ばっかり」「あの人はやらない」などの不満が生まれてきます。義理母であればお母さんが我慢する率が高いですが、実母であればそうはいきません。お互いの思いがすれ違っていることで連携は図れず、最終的なしわ寄せは子供に行き着きます。実母だから、義母だからというわけではなく、育児・家事を連携していく上では、しっかりコミュニケーションを取っていかないとダメということです。

相手に挟まれお父さんの立場

お母さんに取って義母(お父さんの実母)の時は、絶対にやってはいけないことがあります。

  • 義義母(お父さんの実母)を庇う。
  • お母さんを悪者にする
  • 無干渉

これだけではありませんが、これだけはダメです。お父さんが味方にならなければ、お母さんは孤立状態です。味方のいない戦地ほど怖いものはありませんよね。もしこれが逆ケースの場合、同じようにはならないのが辛いところ。なのでわからないお父さんは、本当に多いなと思います。

お父さんは常にお母さんの味方が原則

どんな状況であれ、常にお父さんはお母さんの味方でいなければなりません。義母(お父さんの実母)の場合はなおのこと、実母(お父さんの義母)の時でもそう。ただ円満に解決するため、実母を立てつつもお母さんの味方でいられるならばそれもよし。世界で唯一の夫婦ですから、その原則は守っていきましょう。

祖父母ともお父さんともコミュニケーションが必須

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いついかなる時でも、コミュニケーションだけは忘れてはいけません。「喋ること」がコミュニケーションではなく、「互いの意思を明確に疎通させる」ことがコミュニケーションです。「わかってよ」「わかるでしょう」は通用しません。IT社会だからこそ、目と目、口と口、心と心を向けあって、しっかりとコミュニケーションを図ることが大切なのです。