イクパパ Life

四児のパパが家族に子育てに、仕事に趣味を謳歌する方法を模索するブログ

ダブルケアが急増 介護と子育ての苦悩

スポンサーリンク

 みなさんこんにちわ。イクパパライフのかーくんです。

今まで色んな記事を見てきてくださったみなさん、いつもありがとうございます。

これからも色んな情報や豆知識などを流していきますので、よろしくお願いいたします。

 

今私は訪問看護の所長をしており、先日ケアマネを取ったんです!

コロナの兼ね合いで研修は全く進みませんが、研鑽を積んで、色んな知識を吸収していきたいと思います。

 

そこで最近話題になっている「介護と育児」の両立について、少しまとめてみたいなと思いました。

実際「ヤングケアラー」という言葉が増えていますが、これについは別記事でまとめたいと思います。

まずはその前段階という部分で、読んでいただければ嬉しいです。

 

 

約30%の方がダブルケアに直面

f:id:meditnurse:20190822232331j:plain

ダブルケアとは、育児を行っている20―50代の方が両親、義両親等の介護を一緒に担っていることを指します。

最近は晩婚化、出産の高年齢化で、年齢問わず育児真っ只中ということが多く見られます。

それに加えて高齢化が合間って、大学生以下の子供がいる家庭で、介護までという事態が発生しているのです。

ソニー生命 ダブルケアについて

https://www.sonylife.co.jp/doublecare/

 

ダブルケアが起こす悪循環

ダブルケアが起こっている原因には、核家族化・介護保険の制定などの関わりがあるのをご存知でしょうか。

ひと昔であれば親族が集まりみんなで介護をしたり、近所の方が手助けにきてくれましたが、それが皆無となっています。

さらに介護保険が制定されたことで、在宅介護ができる状況が作られました。逆に在宅介護をしないことで、周囲から白い目で見られることもあるでしょう。

ではこのダブルケアをすることで、どんなことが起きてくるのでしょうか。

 

主婦に負担がかかる

f:id:meditnurse:20190712130053j:plain

家事・育児の主軸は、未だお母さん・主婦が担っていますが、専業主婦はあまり見かけなくなりました。

ということは「育児・介護・仕事」と、本当は三重苦になっているのがわかります。

ダブルケアをするために「離職」をする介護離職が増えているのは、これが原因でしょう。

仕事をしなくなることで経済的、社会的な繋がりが減少するため、さらに負担を増していきます。

 

ダブルケアを担う人材がいない

あくまで主軸が主婦でありますが、そこは夫婦!

介護はどうしても長期的かつ長時間に渡るため、継続するにはケアに携わる人を増やすことが大切です。

ですが夫の仕事が遅い、そもそも育児・介護に興味がない、シングルマザーである、と事情は様々。

ダブルケアを分かち合う、共有しあう人材の欠如はかなり死活問題です。

 

相談はこちら 結局たらい回しか偏り知識

ダブルケアが社会的問題となってる今、どこに相談したらいいか不安ですよね。

ですが育児・介護は行政的には全く異なる分野になるので、一つの窓口で済むことはありません。

時間がない中あっちへ、こっちへ。色んな部署にたらい回しをされ、そこでは自分の分野の情報のみ。

これでは時間ばかり消費してしまい、結局の問題は解決できないのが現状なのです。

 

ちなみに

介護:役所の介護保険課、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所

育児:役所の子供支援や子供施設課など、母子健康包括支援センター

 

ダブルケアで悩み方はご連絡を

f:id:meditnurse:20190529220102j:plain

実際ダブルケアに陥っている方は、仕事を辞め、友人付き合いや社会との繋がりが薄くなっていることが多く見られます。

また自分の置かれている状況を話したくない、知られたくないなどSOSが出しづらい方も多いでしょう。

ですがまずは知ってもらい、その状況を共感、共有してくれる人を作ることが大切です。

一人でやらなければいけないかもしれませんが、その心を知ってくれている人が多い方が安心ですよ。

 

私も3人のパパであり、医療・福祉・介護に携わり、FP・行政書士と家計や制度に精通しています。

少しでもお役に立てれば幸いですので、ご連絡をお待ちしております。

※コメント又はTwitterよりどうぞ

 

www.ikupapa.jp

 

 

www.ikupapa.jp

 

 

www.ikupapa.jp