皆さんこんにちは。イクパパlifeのかーくんです。
身近な家族はいつも見ているから気付きづらく、遠距離の家族は連絡の頻度では気づきづらい。
お盆、年末年始などに帰った時に「あっ!」と驚くことも珍しくはない・・・。
高齢だからと言って介護になるわけでもないけれど、加齢とともにリスクは高くなってしまうもの。
気を付けても気を付けても、突拍子もないときに転んでしまったり、肺炎になってしまう怖さもあります。
さらにコロナウイルスに罹った後、後遺症が残ってしまい生活がままならないことも。と、不安や怖さばかり強調しても仕方ないので、今回はいざ介護状態になった時の準備について説明していきます。
介護が必要となるパターンは大きく分けて2つ
1.入院や入所してからの在宅介護
2.自宅で徐々に動けなくなって在宅介護
パターンに分けてみていきましょう。
【事前準備】介護サービスには介護保険が必須
パターン1.2.のどちらであっても、ヘルパーやベッドと使う場合には介護保険が必要になります。
介護保険とは、65歳以上もしくは特定疾病のある40歳以上で介護保険を払っている方が使える制度です。65歳以上になると介護保険者証が来ますが、これだけでは介護サービスは使えません。その人がどの程度介護が必要で、どのサービスを使うべきか、自治体で審査をしてもらわなければいけません。
介護保険の申請方法は、こちらをご覧ください。
www.ikupapa.jp
ちなみに最寄りの地域包括支援センター、知り合いの介護支援専門員経由でも申請ができます。
1.入院や入所してからの在宅介護
入院や入所をしている場合には、何かしらの病気や介護が必要な状況に陥ってることが考えられます。入院であれば癌や脳梗塞、肺炎や骨折など、自宅に帰ってきても医療を含む在宅チームが必要です。
入所であれば介護保険を利用しているケースも考えられますが、認知症やうつ病、純粋に体の動きが低下しているケースが考えられます。
どちらにも言えることは、在宅介護をする上で早急に介護保険の申請、利用が必要ということです。
世界中を悩ましているコロナウイルス。
後遺症に息苦しさ、だるさ、しびれに始まり、味覚障害などが言われています。
せっかく治って帰ってきても、これら後遺症や入院による寝たきり、認知症で介護が始まるケースが多いみたいです。
今のご時世、何が起こるかわかりませんので、知識として知っておくだけでも安心!
在宅医療と介護の両チーム編成
介護保険を中心に利用するのが、在宅介護チーム
医療保険を中心に利用するのが、在宅医療チーム
介護は介護支援専門員、医療は医師ですが、これらの橋渡しをするのが訪問看護師になります。
介護と医療は昔から折り合いが悪く、連携といってもなかなか図れないのが現状。
医師と連携して治療をしたり、ヘルパーと連携して介護もする、訪問看護師は欠かせない存在です。
1回/週でも1回/隔週でも、訪問看護は利用した方が得策です!
2.自宅で徐々に動けなくなって在宅介護
徐々に動けなくなる場合は、年のせい、体力の衰えなどを理由に、気づかれずに見過ごされるケースがよく見られます。年をとると、だんだん動きもゆっくりとなり、今まで出来ていたことができなくなるのは皆さんご存知でしょう。
自分ができるだけの動き、できるだけの生活に水準を落とすことも大切ですが、早めに相談することが大切!
動かない体を無理に動かしてしまい、転んで骨折、体を痛めてしまうこともしばしば。急に介護の手配はできないので、一旦入院や親族が集まって良くなるまで寝たきり生活。
このまま動けないパターンをたくさん見てきました。
自分の体は自分が一番知っていますが、毎日100%ではなく、80%の力で過ごせる生活や手助けを構築しましょう。
動けない!その前に手助けの相談を
もしあなたやご家族が誰かの手助けが必要になり、家族が対応で気なかったとしましょう。介護サービスを使うにしても、突然知らないケアマネ・ヘルパーが自宅にやってきて、動けない本人をよそにサービスの決定、開始となります。痛かったり辛い状態なのに、いろんなことを聞かれ、知らない人が家を出入りするのはどうでしょうか。結構しんどいものがあるのでは・・・。
「今は元気だから」でも突然状態が変わることはよくありますよね。
全く必要がないのに使うことはありませんが、元気なうちに、自分で決められるうちに地域包括支援センターやケアマネと関わっておくのもいいですね。掃除や重い買い物だけなど、1回/週ヘルパーを使い、早めに関係を構築するのもいいでしょう。いざというときに、慣れたケアマネ、ヘルパーが在宅介護を担ってくれます。
困った時ではダメ 早めの準備と対策を
いざ動けない、いざ退院など、突然在宅介護、療養を始めることは絶対にダメ!
それはなんの装備もなく、雪山に登山へいくようなもの。
今はネットでも最寄りの施設でも、情報はすぐにゲットできます。元気なうちに情報を集めて、いざが起きる前に準備をしましょう。
次回は始まった在宅介護で、どんなことが起きて、どんなことが必要になるのか、簡単にまとめていきます。今は必要なくても、万が一の時に開いていただければ幸いです。