「掃除くらいやれよ。」「昼間何してたの？」「俺の服は？」
妻に頼りきる夫。昔は男性を中心として、家族構成が行われていました。妻・母は、嫁ぐために完全アウェイ、敵地に単身乗り込むことに。いわば、魔王城に仲間連れずに乗り込むもの。その中で何も言わずにせっせと家事、育児、介護を行なっていたと考えると、ものすごい世だったなーって思っちゃいます。
今回は、今と昔を会社に置き換えてみてみたちと思います。
引退後の会長が牛耳る家族
昔の家族というと、祖父母と父母、子どもが同居していることが多くありました。となると、必然的にこうなりますよね。
妻・母は、義父母&父の監視下に置かれ、さらに監査役の祖母から業務報告を上げられる始末。それで変なところがあれば取締役に報告が行き、妻に対して指導がされる状態。
しかも非公開株式なので、株主は役員のみ。誰もこれを止めることも、変えることもできません。
雇用契約書はもっとブラック
では妻の待遇はというと、それこそひどいものでした。
その点夫は、外勤という副業後は自身の会社で従業員への指揮を出すのみ。業務執行は姑が行い、妻と家族業務は全て行なってもらえます。
なんか、改めておこしてみるとすごかったんですね。
三世代同居を望まない理由 ここに極まる
「このような会社へ就職はしたくない」そう思うのが一般的でしょう。
ただ、現代においても三世代家族への懸念として、これらが上げられます。嫁姑問題や夫家族（親戚含む）の対応など、核家族ならばいらない“余計な業務”が増えてしまうので。
ただ家族間や親族との付き合いは大事で、いざという時に“親族”というグループ会社からの出向、支援があることも。ですが、そのいざまでにかかる労力を考えると、見合うのかはなんとも・・・・。
核家族の中では勢力図が大きく変化
現代の勢力図としては、これらのように大きく変化を遂げました。逆に以前のような会社を連想していると、株主からも追放されてしまいます。
パパが副社長になれるように、ワークライフバランスを今一度見直していきましょう。
