3歳半の長女の体力がさらに増して、夜なかなか寝付けないことに悪戦苦闘なイクパパLifeです。
この間3ヶ月前にして、早くもふーちゃんが寝返り開始。さらには手が前に出るという“ハイハイ”の仕草も!?ちょっと早すぎじゃないかと、それはそれで心配ですが。
最近発達障害という言葉がニュースに取り上げられ、気になっているパパ・ママも多いのではないでしょうか。うちも長女が周囲と比べ落ち着きがなく、検診行っても大はしゃぎ。次女はなかなか喋らず、何だか心配になっていました。
周囲と比べて遅かったら異常?上の子となんか違う!異常って何か、あんまりよくわかりませんよね。今日は発達障害について、みなさんと一緒に考えて見たいと思います。
発達障害の3つのタイプ
私たちの脳は本来、体の成長に合わせたタイミングで発達をして行きます。生まれてすぐにおっぱいを飲んで、3・4ヶ月に首が座り始め、5・6ヶ月に寝返りをうつ、光や声に反応するなど。ですがこの脳の発達に偏りが生まれ、本来の機能が果たせなかったり、より発達するなどが見られます。発達が正常ではないと言うところで、発達障害と言われるのです。
自閉症スペクトラム
人との関係やコミュニケーション能力が不得意で、社会性を獲得出来づらいタイプ。興味関心の幅が狭く、こだわりが強くなりすぎてしまうことで同じことを繰り返し行います。知能や言語に障害が出るなど、症状等によりアスペルガー症候群や高機能自閉症などの診断名になることもあります。
注意欠陥・多動性障害
パパ・ママの多くは、これについて心配されることが多いのではないでしょうか。
注意力が散漫、落ち着きがない、頭より体が先に動くなど、年齢に見合わない落ち着かなさや注意力のなさが日常的に見られます。日常生活だけでなく、人との関わりや学業への支障が出てしまいます。
学習障害
書くこと、読むこと、聞くことなどの特定の行動ができず、勉強などの知能には異常が見られないものです。全てが起きるわけではなく特定の行動ができないため、すごい計算ができたり、逆に計算だけができないなど。幼稚園、小学校で本人からや先生から知らされて気づくことが多いです。
親のしつけや愛情不足、子どもの怠慢ではないことに注意
自分の子供が周囲と比較して、“できていない” “なんか成長が遅い”ことに対して気にされます。その時に「親の育て方」や「親の関わり方」が悪いと、自分の親や周囲から“言われている”ように感じます。
実際うちのこここの時も、妻がそのように感じて外出ができなかった時があります。
発達障害は遺伝も指摘されていますが、必ずしも親から子に遺伝するわけではありません。なので「親が悪い」わけでも、「子どもが悪い」わけでもありません。それは、みんなが知っていなければ行けないことだと思います。
診断がつかないグレーゾーンはより気にすることも
病院で発達障害と診断されることもありますが、中には「それっぽいけど診断はできない」と言われる場合もあります。診断には決められた基準がありますので、その基準を満たしていなければ診断ができません。『ある程度似ているけど、決定的な要因が足りない』などと。
診断がつかなかったことで、「やっぱり病気じゃなく親の責任」と考え込んでしまうことに注意が必要。なかなか診断は難しいので、セカンドオピニオンでは診断されることも。かかりつけ医の先生と相談をして、一人で抱え込まないようにすることが大切です。
子どものことで悩まれているパパ・ママへ
『誰かに相談しても仕方ない』
『結局は自分たちしかいない』
受診した時の先生の態度、対応された自治体の説明方法、忙しくて対応しきれないご家族。
いろんな事情、タイミングはありますが
一人で悩まず常に外に発信を続けてください。
「子育てができない親」ではありません。
「困った子ども」でもありません。
育児にはわからないことがたくさんあるのに、成長・発達などのわからないことが加わったら、誰でももっとわからなくなります。頼れ!と言うわけではありませんが、心に溜め込んでしまった言葉を口から吐き出すことは大事です。直接でも、電話でも、メールでも。医師でも保育士でも、保健師、助産師、友達、他人でも。
私たちはみんな一人ではない!と言うことを忘れずに、みんなと一緒に親育て、子育てを楽しんでいきたいと思います。