暑さ厳しい毎日ですが、外出するにもいい天気ですね。
さらにアウトドアなんかは、今くらいが一番いい季節かもしれません。
いつもご覧いただきありがとうございます。イクパパLifeです。
ジャングルジム、滑り台、平均台など、公園にありそうな遊具。
高めの岩肌、木登り、頂上に向かう急な階段などのアウトドア。
ちょっと高めのテーブル・イス、エスカレーター、コンクリートなどのデパート。
せっかくの休日が一転、落ちてしまったり怪我をして大変なことに。
パパ・ママとして、子どもにできることはなんでしょうか。
いざという時にできる”対処法”についてまとめました。
落ちた高さで救急要請、受診の可否を判断
最初に、こちらをご覧いただき救急や受診の必要性を確認。
実際救急車を呼んでいる間にも、血が出ていたり吐いちゃうことも。
打ったことが原因じゃなく、二次的要因で命にかかわることもあります。
救急要請や受診について確認ができたら、その後の観察と対応が大切。
頭から血がでたときの対処法
子どもが頭をぶつけたり、血を出してしまうことはあるでしょう。
ただ頭には血がたくさん流れているので、思いのほか大出血に。
まずは焦らず、慌てず対応が大事!
傷口の洗浄
汚れがついているときは、水道水やミネラルウォーターなどで洗いましょう。
止血
そしてきれいなタオルで軽く押さえ、血が止まるまで待ちましょう。
数分から数十分経っても止まらない場合は、縫う必要もあるため受診をしましょう。
最低でも2時間は休み 食事は禁止
どうしても頭から血が出るほどの傷では、同時に頭を打っている可能性も。
症状が出ないかどうか、まずはゆっくりと横にさせ休ませましょう。
「意識確認ができない。」と必ずしも起こしている必要性はありません。
眠い時には寝かせてあげ、なるべく横で見守るようにしてください。
食事は禁止ですが、飲み物は大丈夫
ただ、透明なもの(水・リンゴジュース・スポーツ飲料)限定です。
吐いたときに飲み物なのか、血が混じってるのかわからなくなるからです。
飲ませる時は首を横に向かせ、ペットボトルキャップ一杯程度からゆっくり飲みましょう。
休んでる途中、その後でも症状があったら受診
重症度判定で見ていただいた記事内にある、注意したい症状を参照。
ぶつけてすぐに出ることもあれば、数時間たってでることも。
少なくとも24時間は注意して観察し、必要時受診できるように準備しましょう。
吐いてしまったときの対処法
頭を打った場合には、吐いてしまう可能性は比較的高め。
そのため、「吐いてしまうだろう」と予測しておきましょう。
出来れば体ごと横向きたいですが、最低限顔だけ横に向かせます。
吐いてしまった(ごはんや胃液など異常がない)
頭をぶつけたあとに、頭の中が揺れ吐いてしまうことが多くあります。
窒息しないように口の中のものを出し、ゆすげるならばゆすぎましょう。
吐いてしまった後は、飲み物飲むは控え、しばらく様子をみてあげます。
1-2回程度吐くことはありますので、けいれんや意識消失がなければ様子見ましょう。
吐いてしまった(血や変な色が混ざってる)
ぶつけた場所によっては、内臓に影響があることがあります。
軽く打っただけでも出血することもありますが、ほとんどわからない程度。
逆に吐いたものを見て、色が違う場合は内臓に何か支障がでてることも。
症状がなくとも、早めに受診をするようにしましょう。
吐いた+けいれん
頭の中で出血や骨折がある場合にも、けいれんがみられます。
吐いたことをきっかけにけいれん、けいれんで吐いてしまうことなどがあります。
まず窒息しないように顔を横に向け、窒息を防ぐようにしましょう。
舌を噛んでも窒息してしまうので、割りばしなどにタオルを巻き付け咬ませます。
痙攣時は、大人の指をかみ切る力もあるので指をいれるのは避けましょう。
骨折が疑わしときの対処
私も小学校の時、スケートの授業で足を折りました。
折ったかどうかわからず、保健室の先生にケンケンさせられた思い出が・・・。
見た目の変化ではわからないことがあるので、注意が必要。
見た目で折れてる場合
動かさず、救急要請をしましょう。
動かすことで出血をしてしまうことがあるので、原則動かさない。
足の形が変、曲がってる、骨が飛び出てるときはすぐに119番を!
見た目で折れてるかわからない場合
腕ならば、動かせるかどうか、しびれがあるかどうかが重要。
力が入らないや動かない、しびれる、痛みが強く引かない、腫れてる時は骨折を疑います。
色が酷く青紫色になってる場合や指先の色が青紫になった場合も受診が必要です。
足も同様ですが、きれいに折れてる場合は見た目の変化が出ないことも。
下手に力を入れると、ずれてしまう事もあるので要注意。
スネやモモが折れてていると立つことができないので、立てればとりあえずは大丈夫。
足の指の骨折やヒビなど、持続する痛みがあるときは受診をしてみてください。
もしもが起きないことを望むが 起きた対処がかなり重要
ケガなんてしないほうがいいですし、病院だっていかないに越したことはない。
でもいざという時の対処一つで、後遺症が残らないこともあります。
どんなに注意してても起きることはあるので、焦らず対応できるように知っておきましょう。
明日は、心臓が止まっていそうなときの心肺蘇生法をお伝えします。
こうご期待を。