皆さんこんにちは。
イクパパLifeのかーくんです。
コロナウイルスが減ってきたものの、いまだに多くの感染者がでています。ちょっとした咳やくしゃみでも心配です。
特に保育園や幼稚園などでは、少しの咳や熱でコロナを疑われ、「PCR検査を」「休ませてください」と言われてしまいます。仕事を休んだり、原因が疑われたりと、いろんな心労がありますよね。
今回はもし!に備えた知識や対応法について、簡単ですがまとめてみたいと思います。すこしでも安心した生活を送れればなと思います。
- そもそも子供の平熱は高い!
- 子供に起きるコロナの症状とは
- 予防接種をするとコロナになりやすい?
- もし子供の体調が悪くなったらまずは冷静に!
- 市販薬は緊急時用 原則受診をしましょう
- 家庭内感染を減らすための距離と時間と意識
- ワクチンはあくまでお助けアイテム
そもそも子供の平熱は高い!
みなさん平熱はどのくらいですか?低い方で35℃台、高い方で37℃台と様々です。また大人と子供でも平熱は違っていて、36.5~37.5℃といわれています。
特に最近は熱を測る機会が多いので、子供の平熱はご存じかもしれませんが、必ずしもその平熱に当てはまるわけではありません。なので37℃を超えたから、いつもより高いから、などで判断せず、その他の体調も合わせて判断をしましょう。
ちなみに子供の体温が高いのは
- 食後一時間以内
- 運動後
- 入浴後
なので、これらは避けて図りましょう。また汗をかいていると正常に測れないので、拭ってから測りましょう。
子供に起きるコロナの症状とは
コロナウイルスは一般的に、風邪や肺炎のような症状と言われています。ですが年齢や既往歴、生活習慣などで大きく変わるため、一概に同じとは言えません。
現時点で子供に出やすい症状を、国立成育医療研究センターの資料で確認してみましょう。
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A 小児における症状や注意点 | 国立成育医療研究センター
風邪っぽい?意外に風邪っぽくない
よくコロナの症状は風邪っぽいって言われますが、どんなのが風邪っぽいと思いますか?
咳や熱、鼻水、たんなどを思い浮かべますね。
実際はこんな感じです。
- 発熱と乾いた咳
意外に鼻水は少ないらしいですね
- 嘔吐や下痢、腹痛(少数派)
風邪のように呼吸器症状だけでなく、消化器症状も出るんですね。
- 嗅覚や味覚の異常(大人と比較して少ない)
これは意外。大人のような症状は少ないらしく、出てないだけで安心できないようです。
喘息などの基礎疾患を持ってると重症化する?
喘息のみならず、基礎疾患を持ってると重症化する可能性は高いらしいです。
そもそも2歳未満の子供は重症化しやすく、症状をしっかり伝えられないため、発見が遅くなることもあります。
さらに欧米では10歳前後の子供で、心臓の動きが悪くなる例が見られてます。日本では少ないですが、息苦しさやむくみなど心臓に関連した症状も注意ですね。
予防接種をするとコロナになりやすい?
予防接種は、各年齢で決まった予防接種があり、法律で決められた法定予防接種と自分で選べる任意予防接種があります。一部で予防接種をすることで免疫がおち、コロナになりやすくなると言われています。みなさんはどう思いますか?
予防接種は適切な年齢に打ちましょう
予防接種は体に免疫をつけるために、ウイルスを弱くしたり活動しないようにしたり、人工的に培養したりして作ります。そのため体が免疫を作るために戦うと、熱が出たりだるくなることがあります。そう考えると体力が下がって、コロナになってしまう気もします。
ですが予防接種を行う病気は、相当程度の危険があるからこそ、事前に免疫をつけます。ある一定度の年齢を超えると、効果が乏しくなる予防接種もあり、コロナを理由に避けるのはデメリットです。予防接種を打ったことが直接的なコロナ感染の原因にはなりにくいので、ぜひ適切な時期に打ちましょう。
もし子供の体調が悪くなったらまずは冷静に!
保育園で、家で子供が熱を出した、咳をし始めると、みんな揃って大慌て。
ちょっと待って!慌てても意味ありません!
まずは落ち着いて、整理をしましょう。
周りでコロナ陽性者が出た
第一に周囲でコロナの陽性者が出たか、出てないかが重要。次にその陽性者、疑いの方と接触したかどうかが大事です。
熱や咳が出た日より前2週間以内に、コロナ陽性者と接していた場合はコロナの可能性も高いので、PCR検査をオススメします。
閉鎖空間、2m以下で15分以上接触
マスクをつけていても、最近は感染してしまう可能性も言われています。換気が行われていないところなど、2m以内の距離で15分以上他人と近づく機会があれば、感染した可能性もあります。可能性は高くありませんが、念の為PCRを検討しましょう。
上記以外を含む感染が少ない場合
感染が疑われない場合は、子供体調をみて対応すれば大丈夫です。夏風邪、普通の風邪、些細なことで熱を出したり咳をします。気を張り続けていたら、それこそ親が参っちゃいます。
ただ一つ注意!
保育園、学校、周りから「PCRを受けないの?」とせかして来ることが考えられます。受けることが一つの安心材料になってるので、仕方ないかもしれませんが・・・。今は発熱があれば、PCRは無料なので状況見て検討してください。
市販薬は緊急時用 原則受診をしましょう
市販薬は手軽に変えて、そんなに高くありません。意外に処方されたお薬も市販薬と似てるような成分で、待ち時間を考えるなら市販薬でも・・と思います。
市販薬は「有効濃度と有害濃度のバランス」を見て調剤されているので、年齢だけの判断で服用できます。しかし日頃からお医者さんは、それ以外の症状や体重、既往などを見て処方されます。市販薬を使って、3日ほどで経っても「良くならない」「悪くなってる」場合には、受診をしましょう。薬の中にはアレルギーや病気に合わない薬など、わからないことが多々あります。
手洗いうがいは重要!ただやりすぎも
最近は家庭内感染が多くなり、親から子、子から親に移してしまいます。あまりに小さいとマスクができませんが、手洗い・うがいは全ての感染症の第一予防方法です。
それに加えて消毒ですが、手洗い時の石鹸や消毒で手が荒れてしまい、手にウイルスや細菌が付着しやすくなります。手の荒れ具合を見ながら、使用頻度は考えてみてください。
家庭内感染を減らすための距離と時間と意識
家庭内感染は、自宅療養中や家族の体調不良から始まり、一家全員が感染と広がります。子供がコロナになってしまうと、世話をする兼ね合いで親はどうしても離れられません。ですが、それでも気をつけることが何より大事になります。子供の精神状況や家の状況を踏まえて対応をしましょう!
距離
1日通して距離を保てるならば、距離を保ちましょう。朝起きてから寝るまでの全ての時間で、できるだけ接触を避けることが大切です。また換気をすることでウイルスは出ていきますが、そのためには気流(空気の流れ)が必要です。扇風機やサーキュレータを使って、空気を流し入れ替えましょう。また触れる部分の消毒や触れる部分を分ける対策も、意外に効果が見られます。
時間
これも距離と一緒で、1日通してできるだけいられる時間を減らしましょう。もし一緒の場所にいる場合も、原則15分程度を目安に離れましょう。それができない場合には、換気と距離に注意し、早めに離れるようにしましょう。
意識
ただ小さいお子さんがなったら、上記二つなんて
絶対に無理!
少なくとも私は無理です。
ならばどうするか。子供の精神状況も加味して、時間や距離はできるだけを意識して、テレビやゲームなどを使います。また寂しがらないように適度に抱きしめたり、適度に話したりします。
「触れるなんて・・・」
なので、正面を向き合わないように気をつけます。後ろから抱きしめたり、話すときは離れたりなど。消毒も一緒に掃除をしながら行なったり、遊びの中に取り入れてみます。
たかが数日、されど数日。感染はしたくないしさせたくないので、できるだけの感染対策を行います。私はこれがいいんじゃないかなって思います。
ワクチンはあくまでお助けアイテム
一部でワクチンを打てばコロナにならない!
そんなふうに思われてますが、インフルエンザを思い出してください。本当にならないですか?
ワクチンはマリオでいうキノコやファイヤーフラワー、または鬼滅の刃でいう日輪刀。
それがあれば敵と戦えますが、絶対に負けないわけではありませんよね。
十分に感染対策をして、万が一体調が悪くなったらかかりつけに相談!これを念頭に、毎日を過ごしていきましょう!