イクパパLifeです。
以前にも書いたウイル性イボ。意外に皆さん興味を持っていただいているようで。
前回のはやや大人向けに書いてしまったので、今回はパパ・ママから子供に説明ができるような内容にしていくよ。
※書き方や表現方法を模索中なので、ご了承を。
イボって何者?
まず大前提のイボ。
なんかボチッとしてたら、「イボかな?」って思ってしまうもの。
それ!あながち間違ってはいないんです!
イボは、皮膚がボコっと盛り上がってできる小さなデキモノをまとめて『イボ』と呼びます。なのでイボという言葉は、かなり広い意味で使われます。
ウオノメ、ミズイボ、中年イボ、年寄りイボなんていうのまであって、市販薬でも薬が出ていますよね。
その中でも、皮膚科の先生が『イボ』というのは、ウイルス性イボ(ウイルス性疣贅)が多い様です。
どうしてウイルス性イボになるの?
ウイルス性ということだけあって、感染(外からウイルスが入ってくる)することでイボができます。
人間の皮膚は、何枚も皮膚が重なっているので、多少汚いものを触っても洗えば大丈夫です。
ただ、切り傷や擦り傷、手荒れなど、皮膚に傷がある時は違います。小さな傷からウイルスが入り、一番深いところに巣を作る。巣の中ではウイルスが増え、その結果皮膚にボコっとしたイボが出来上がるという仕組みです。
ウイルス性イボはうつるの?どこで感染するの?
これまた難しいのですが、このウイルスはどこにでもいるウイルスなので、どこで感染するかはわかりません。
またウイルス性イボは『うつるイボ』なので、手にできたと思ったら足や顔にできるなんてことも。
うちのこここは、お母さんからうつりました。しかもお母さんの足の裏にイボはあったので、お風呂やバスマットを通ってうつった様ですね。
子供のうちは、イボがあれば気になるので、イボを触って目を擦ってまぶたにも広がってしまったのです。
イボができるとどんな症状があるの?
ずばり!
多くの方は症状がありません。というか、皮膚にデキモノが出来ただけなので、痛くも痒くもないのです。
強いていうならば、ボコっとしてるのが気になってしまい、引っ掻いて血を出すことでしょうか。
ただこれが、うちのお母さんの様に怖くて何年も放っておくと、歩くだけで激痛が・・・。
最近治療のおかげで良くなりましたが、砂利道なんて歩けたものではなかったです。
ウイルス性イボの治療はどんなことをするの?
ウイルス性イボの治療には、大きく分けて3つ。
- 病院に通院
- 病院に入院
- 自宅で治療
1病院に通院
まずイボの種類は、数え切れないくらいあります。なので自己判断はせず、なんのイボかお医者さんに調べてもらいましょう。多くの場合、ドライアイスよりもっと冷たい『液体窒素』を使って治療をします。
方法は簡単!お医者さんが綿棒に液体窒素をつけて、イボに押し当てるだけ。
だた結構冷たいのでちょっと痛いですが、でき初めならば一回でイボが取れちゃいます。
2病院に入院
通院をしてもイボが小さくならない場合やイボが大きい時は、手術で取る方法があります。
イボの巣は皮膚の奥底にあるので、その巣を取り切らない限り治りません。
大きさによっては大きな傷になることもあり、早めに治療を始めた方がいいでしょう。
3自宅で治療
できれば病院にはいきたくない!家で治療したい!その気持ちはよくわかります。
ですができるのであれば、1回目は病院に行っていただきたい。誤った処置で大事故につながる可能性もあるので。
どうしても行けないという方は、まずは市販のイボとり薬を使ってみるのも手です。
塗るタイプ、貼るタイプいろいろありますので、イボの場所や生活スタイルに合わせて使ってみてください。
お医者さんが出す処方薬にも、自宅で治療するものがあるので相談してみてください。
ウイルス性イボは予防できるの?
完全なる予防は難しいです。どこから、どんな場合に感染するか、特定が出来ないからです。
一つ言えることは、手荒れや肌荒れを治し、傷が出来た時は正しく処置をすること!
まず予防の第一歩としては、一番大事になってきます。
次にイボからうつることを予防するには、大きく3つの方法があります。
1イボが触れるタオルは共有しない
手洗い後やバスマットなどは、水虫もそうですが感染を広げる要因になります。
ただイボが触れる場所だけでいいので、手なら手拭きタオル、足ならバスマットの様に注意しましょう。
また靴下を履いたり、イボを覆うことで感染を予防することもできます。
2イボを触った手で他を触らない
子供の場合、イボが気になってしまいよく触ります。その後同じ手で触れると、直接感染してしまうのです。
イボが気になる時は見えない様に、長袖、長ズボンを着させてください。
季節等で難しい場合は、絆創膏やガーゼなど、見えず・触れずの環境を作ってあげましょう。
3傷を作らない、増やさない
擦り傷や切り傷などは難しいですが、皮膚の乾燥や肌荒れは予防と早期対処を心がけます。
保湿剤は市販で構いませんが、出来るならばベトっとした油を含んでるものの方がいいです。
また乾燥で痒がってしまう場合には、保冷剤を使用して痒みを鎮めます。これは季節関係なく有効な手段になります。
かれこれ2年近く・・・
家では、お母さんが6年越しのイボを、2回/月ペースで液体窒素処置をしています。
見た目も小さくなりましたが、まだまだ何年かかるかわかりません。
ちなみに、2000円/回なので、2000×2×12=5万円/年かかっています。
私は自宅で市販薬を使い、こここは子供なので無料と有難いことですが広がっているのです。
最終的には手術だとは思うのですが、もっと小さくしないとできなので、一緒にがんばっていきます。